わんちゃん、猫ちゃんは若いうちに避妊(女の子)・去勢(男の子)手術をすすめます。
入院期間 | 抜糸 | 料金 | ||
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犬 | 女の子 | 1泊2日 | あり(2週間後) | 35,000円〜(体重により変わります) |
男の子 | 1泊2日 | あり(2週間後) | 31,000円〜(体重により変わります) | |
猫 | 女の子 | 1泊2日 | あり(2週間後) | 31,500円~ 36,000円~(妊娠の場合) |
男の子 | 日帰り | なし | 26,500円 |
費用には手術、麻酔、血管確保、術前・術中点滴、鎮痛薬、入院、抜糸代が含まれています。
手術前には術前検査を行います。別途費用がかかります。
なぜ避妊・去勢手術をすすめるの?
高齢になっておこりやすい女の子の病気、男の子の病気を予防することが目的の一つです。中高齢の女の子で子宮に膿がたまる子宮蓄膿症は多く見られ、命を落とす事もあります。男の子は前立腺肥大。ホルモンが関係する皮膚や被毛のトラブルも見かけます。
また、去勢手術をすることで、性格を穏やかにしたり、マーキングやスプレー行為を減らす事もできます。
お外に出かける猫ちゃんたちは妊娠させないことも大きな目的の一つです。
いつから手術できるの?
生後6、7ヶ月齢から手術が出来ます。その子の成長具合を見ながら決めていきます。
手術前の検査はどんな事をするの?
血液検査で貧血がないか、体の代謝機能が低下していないか、感染症を持っていないかなどを調べます。年齢や症状、既往歴によりレントゲン検査と超音波検査を組み合わせて行う事もあります。
基本的に、避妊・去勢手術は若くて元気な子が対象ですが、麻酔薬には循環抑制・呼吸抑制作用があるので、より安全に手術を行えるか、体に問題がないかを調べてから手術を行います。
検査内容は個体により変わるので、診察しながら決めていきます。
手術をして痛くないの?
手術中・手術後と痛くないよう点滴や注射で疼痛管理をしています。
退院後、どうやって過ごすの?
退院後はエリザベスカラーを着用し手術部位をなめないように、特に数日はゆっくり自宅で過ごしてください。
一番の目的はきれいに皮膚が癒合し、元気に過ごせる事です。
お食事が食べづらい、散歩がしづらいなど慣れないこともあります。洋服の提案など個別に指導しますのでご相談ください。
退院後、外にいってもいいの?
基本的にはなるべく控えてください。特に開腹手術をしている女の子はトイレをすませたらすぐ帰るなど、短時間にしてください。開腹手術をしていない男の子は、数日後から比較的元気に散歩できますが短めに。
雨の日は手術部位を汚さないよう注意してください。
猫ちゃんは絶対に外に出ないようにしてください。エリザベスカラーをつけたまま外出するとひっかかって事故につながることもあります。
退院後、自宅でお薬を飲まないといけないの?
退院後、数日間はお薬を飲んでもらいますが、お薬が苦手な子には注射も選べます。
退院後、また病院に行かないといけないの?
約2週間後に抜糸にお越し下さい。それまではご自宅で、体調と手術部位のチェックをしてください。抜糸までの間、手術部位が腫れたり、食欲がないなど気になる事があれば、来院もしくはご連絡ください。
オス猫ちゃんは抜糸の必要はありません。