近年は予防獣医療に注目が集まっています。ワクチンなどの予防を行う事はもちろん、若い頃から1年に1回、中高年では半年に1回の健康診断をすすめます。 その子の標準値を知る事で、中高年になったときとの比較データを蓄積する事が出来ます。また動物達は人より早く年を取ります。顔がかわいいので、実年齢より若く見えがちですが、10歳の子も人の年齢では60歳です。少しの老化現象も早く見つける事で、食事改善・治療開始が早く始められるのです。 定期的に動物病院へ通っていただく事で、動物達と顔見知りになり、わたしたち医療スタッフも早く異常に気づけたり、動物達も慣れた場所や人の中で治療時のストレスを少しでも軽減できればと思います。 健康診断の内容成犬・成猫:身体検査、血液検査(7項目)、レントゲン検査(胸・腹部)、超音波検査(腹部のみ)、尿検査、糞便検査、歯科検診 費用 17,000円〜 若い時期はこれらの検査を組み合わせることもあります。 中高齢の成犬・成猫:身体検査、血液検査(12項目)、レントゲン検査(胸・腹部・頭部)、超音波検査(胸・腹部)、尿検査、糞便検査、歯科検診 費用 21,000円〜 老齢になると、少し項目が増えます。 定期的にモニタリングしている場合は,全てではなく必要なものだけ実施していきます。